露出場禁止、東京五輪に影 WADA決定IOCも支持
by 会員限定有料記事 毎日新聞東京五輪・パラリンピックへのロシア選手団の出場が9日、難しくなった。組織的なドーピング不正を受け、世界反ドーピング機関(WADA)がスイス・ローザンヌで開いた臨時常任理事会で4年間の主要大会への出場禁止を決めた。スポーツ大国が不在となれば、世界最高の舞台をうたう祭典に影を落とすことになる。
「あまりにも長い間、ロシアはスポーツのクリーンさを損ねてきた。不正をただす多くの機会がありながら、偽りと否定を繰り返してきた」。理事会後に会見したWADAのクレイグ・リーディー委員長は、厳しい口調で批判した。
昨年4月にWADAは権限を強化し、規定を順守しない国を主要大会から排除できるようになった。国際パラ…
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