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フィテッセの本田圭佑【写真:Getty Images】

本田圭佑、東京五輪出場への意欲は変わらず。森保監督に「連絡してほしい」

 オランダ1部のフィテッセに所属する本田圭佑は、来年夏に開催される東京五輪への出場に向けた意欲を改めて口にしている。

 ロシアワールドカップ限りで日本代表からは引退したが、オーバーエイジ(OA)枠での五輪出場を目指していることを公言してきた本田。所属クラブが決まらない状態が続いていたが、先月にはフィテッセへの入団が決まり、五輪に向けて再びプレーできる環境を取り戻している。

 東京五輪に臨むU-22日本代表を率いる森保一監督も、本田を本大会のメンバーに加える可能性を除外はしていない。先日の代表メンバー発表会見では、本田の出場している試合も全てチェックしていると話していた。

 本田は現地時間8日に行われたフェイエノールト戦の試合後に、改めて五輪への意欲を強調。「そのためにやっているので。オリンピックで、まず試合に出て勝つために、今自分が何をやらないといけないのか。トレーニングメニューも考えて、プレースタイルも変えながらやっているので、そっちのモチベーションしかないです」と語った。

「森保さん、観ているなら観ているで、僕はもう出たいって言っているわけなので、何が必要なのか、アドバイスがあれば連絡しておいてほしいですね」と指揮官にも具体的なアクションを要請している。

 フィテッセに加入する上で大きな存在となった恩師レオニド・スルツキ監督が退任したこともあり、早くも冬の移籍市場での移籍の可能性にも言及している本田。だが今後の半年をどこで過ごすとしても五輪出場への思いは変わらないようだ。

(取材:本田千尋【オランダ】、文・構成:編集部)

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