「結集の大きな成果」玉木代表が両院総会で共同会派の実績強調
by 国民民主党国民民主党は9日、両院議員総会を党本部で開いた。玉木雄一郎代表は今国会を振り返り、2閣僚を辞任に追い込んだことや英語民間試験導入が延期になったこと等は共同会派としての「結集の大きな成果だ」と強調した。また、枝野立憲民主党代表からの政党合流提案について詳細を説明した。
桜を見る会の疑惑については、「公文書のあり方がずさんだと明らかになった」と述べた。そのうえで、国民民主党は野党共同で1年前に「公文書等の管理の適正化の推進に関する法律案」を提出しており、「この法案を与党がまともに取り扱っていれば、今回のようなことは起きていないから、野党から問題提起することは重要だ」と呼びかけた。
平野博文幹事長は、「来年は政権選択の選挙の年。この結集、結束の力を進化させるために議員の皆さん、地方組織のみなさんの英知も結集して取り組みを進めたい」と力を込めた。
原口一博国会対策委員長は、今国会では衆院国対と参院国対で毎週会合を開いて、衆参一体となって対応してきたことを報告。今日の国会対応では、憲政史上初めてとなる野党側から40日間の会期延長を申し入れしたことを報告した。