野党はなぜ不信任案を見送ったのか 進むも地獄、退くも地獄のジレンマの果て
by 会員限定有料記事 毎日新聞立憲民主党など野党4党は国会会期末の9日、内閣不信任決議案の提出を見送った。否決されれば安倍晋三首相の「信任」とみなされ、「桜を見る会」を巡る問題の「幕引き感」が生じかねないと判断した。年明けの通常国会で追及を続ける。
立憲の枝野幸男代表は党会合で「閣僚2人が引責辞任し、桜を見る会の問題点も明らかになった。英語民間試験の大学入試活用の延期もあり、今の状況で国会を閉じるのはとんでもない」と訴えた。
これに先立ち、野党4党は「40日間の会期延長」案を衆院議院運営委員会に提出。野党の延長提案は「憲政…
この記事は有料記事です。
残り655文字(全文905文字)
または