小野峻志の監督作を2本立て上映、ゴミ拾い好きOLやデモ活動団体描く(コメントあり / 動画あり)
小野峻志が手がけた「拾って捨てろ!」「やわらかい季節」が2月8日から14日まで東京の池袋シネマ・ロサで2本立て上映される。
「拾って捨てろ!」では病的なまでにゴミ拾いが好きなOLが、公園を清掃するボランティア団体TOKYO SOYLENT GREENと公園を荒らす不良軍団の抗争に巻き込まれるさまが描かれる。出演には峯尾麻衣子、坂本憲子、久野仁、酒井文子、石川皓一、植本純米、ウクレレえいじが名を連ねた。
巷で大流行しているという設定の飲み物“プルンチョ”をテーマにした「やわらかい季節」では、プルンチョ廃絶を訴える団体であるアンチ・プルンチョ同盟の運動と内部崩壊が映し出される。主人公の雪子が友人に誘われて参加した同盟は、体制による運動弾圧で徐々に追い詰められていく。本作には酒井、大條瑞希、田中陸、村田直樹、関英雄、オノミチ、古矢航之介がキャスティングされた。
YouTubeでは予告編が公開中。
小野峻志監督特集
2020年2月8日(土)~14日(金)東京都 池袋シネマ・ロサ
前売り料金:1300円
当日料金:1500円
<上映作品>
「拾って捨てろ!」
「やわらかい季節」
小野峻志 コメント
映画館で映画を観ること。今日それは「博奕」と化しています。高いお金を払って観る映画が面白いかつまらないか。ましてそれが、なんの前評判も無い、何処の馬の骨とも分からない男が監督した映画だとしたら……博奕はいやがうえにも盛り上がります。映画ファンを自称するあなたがこの博奕に乗らない手はありません。ただし、その賭けにあなたが勝つか負けるか、それはこちらの知るところではありません。「拾って捨てろ!」と「やわらかい季節」という二本の映画は、映画館の暗闇に仄白く浮かび、あなたの挑戦を待っています。