ファミマ、開店時の費用半分に…オーナーのなり手不足で
ファミリーマートは29日、新規に加盟するオーナーがチェーン本部に支払う資金について、2020年2月から、現在の300万円を150万円にすると発表した。開店に必要な費用を減らし、コンビニエンスストアを経営したいという希望者を確保したい考えだ。
ファミマは、オーナーが本部と契約を結ぶ際に必要な300万円のうち、加盟金50万円と、従業員の研修などに必要な開店準備手数料100万円を廃止する。利用客の両替などに備えるため150万円は負担してもらう。
コンビニは、人手不足で従業員の確保が難しくなっているだけでなく、オーナーの高齢化が進み、なり手不足という課題も抱えている。