[深層NEWS]日本人の睡眠は最短レベル、不足で病気の危険性

 三島和夫・秋田大教授と桜井武・筑波大教授が29日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、睡眠不足の危険性などを議論した。コメンテーターは読売新聞東京本社メディア局の渡辺勝敏・専門委員が務めた。

 日本人の睡眠時間が世界の中でも最短レベルであることを踏まえ、三島氏は「睡眠不足は、生活習慣病や、がんになる危険性を高める。必要な睡眠時間には個人差があるが、不足しているほど危ない」と指摘。桜井氏は「睡眠には(日中に得た)情報を整理する役割がある。十分に寝ているほうが日中の作業も進みやすい」と語った。