ロッテ・古谷は現状維持で初更改、高卒で活躍の先輩たちに「追いつけるように」
ロッテの古谷拓郎投手(19)が29日、ZOZOマリンスタジアムにて交渉し、現状維持の年俸460万円で契約を更改した。
「体づくりがメインだったが、それと並行して大きなけがなく1年間投げることができたことは大きな収穫になった」
千葉・習志野高からドラフト6位で入団。182センチ、75キロと細身で、当初は体づくりに専念する方針だったが、研究熱心でひたむきに練習に取り組む姿勢が高く評価され、ファームで13試合に登板。チーム2位タイの6勝(4敗)を挙げて、見事に期待に応えた。
体重は1年で5キロ増。来年はさらに5キロアップを目標に掲げ「ピンチで必ず三振がほしい場面も出てくる。何か一つでもウイニングショットを極めていきたい」とさらなるレベルアップを誓った。
ロッテは今季、二木、岩下、種市ら高卒の若手投手が大きく飛躍した。「種市さんは同じ6位指名でもある。取り組みや姿勢は尊敬している。高卒で1軍で活躍している先輩が目の前にいることは、自分もやれるんじゃないかと勇気づけられる。自分も同じように、ロッテの中心としてそこを目標に、追いつけるように頑張りたい」と前を見据えた。