メイウェザーに敗れた元UFC2階級王者のマクレガー、来月ラスベガスで復帰

 米スポーツ専門局ESPN(電子版)は28日(日本時間29日)、米総合格闘技団体UFCのダナ・ホワイト代表(50)が、元UFC2階級王者のコナー・マクレガー(31)=アイルランド=が1月18日(同19日)に米ラスベガスで行われる「UFC246」で同団体のリングに復帰することを明かしたと伝えた。

 「コナー・マクレガー、1・18の『UFC246』のメインイベントでドナルド・セロー二と対戦」との見出しを打って、「UFC代表のホワイト氏によると、マクレガーは1月18日(同19日)にラスベガスでUFCのオクタゴンに復帰する」とした。

 マクレガーの復帰戦の相手は、米国出身のドナルド・セロー二(36)で、同試合はウェルター級のノンタイトル戦としてメインイベントで行われる。ホワイト代表は「コナーはすでにサインをし、ドナルドも準備できている」と両者ともにすでに同試合の契約書にサインを済ませたとした。

 マクレガーがUFCで試合を行うのは、昨年10月に行われた「UFC229」のライト級王者戦で、ハビブ・ヌルマゴメドフ(31)=ロシア=に4回サブミッションによるギブアップ負けを喫して以来で、マクレガーは過去3年で1度しかUFCで試合を行っていない。

 2017年8月には、当時UFCの現役王者だったマクレガーがプロボクシングのライセンスを取得し、プロボクシングの元世界5階級制覇王者、フロイド・メイウェザー(42)=米国=とボクシングルールで対戦。全世界で話題を呼んだ世紀の一戦は、メイウェザーが10回TKO勝ちを収め、プロ入り50戦無敗とした。

 ESPNによると、ラスベガスの有名ホテル「シーザーパレス」による同試合のオープニングオッズは、マクレガー勝利「1・4倍」、セロー二勝利「2・9倍」。