アーセナル、“前主将”が1ヶ月ぶり復帰も…試合後の態度にまたもファンが怒り
アーセナルのスイス代表MFグラニト・ジャカは、“キャプテン剥奪”から約1ヶ月ぶりとなる公式戦出場を果たした。だが試合後に見せた様子がまたしてもサポーターの反感を買ってしまったようだ。
アーセナルで今年9月にキャプテンに任命されたジャカだが、10月27日のクリスタル・パレス戦で交代を命じられた際に、ブーイングを浴びせるサポーターに対して挑発的な態度を取ったとして問題視された。ウナイ・エメリ監督はFWピエール=エメリク・オーバメヤンを新キャプテンに任命し、ジャカはそれ以来欠場が続いていた。
ジャカは冬の移籍市場で放出される可能性も盛んに取りざたされ始めていたが、フランクフルト戦では久々の先発で出場。クリスタル・パレス戦での騒動以来31日ぶりにピッチに立ち、90分間フル出場を果たした。観客席のファンは復帰を暖かく迎え入れる様子も見せていたと英国メディアは伝えている。
だがアーセナルは先制しながらも後半に鎌田大地に2ゴールを許し、1-2での逆転負けに終わった。試合を終えたジャカはフランクフルトの主将を務めるDFダビド・アブラハムや、スイス代表の同僚でもあるMFジェルソン・フェルナンデスと談笑する様子もカメラに捉えられた。
敗戦を気に留めていないかのような様子に対し、不愉快に感じたファンもいたようだ。英紙『デイリー・メール』や『メトロ』は、SNS上でジャカへの怒りや1月に放出すべきだという考えを投稿したユーザーも多いとしてコメントを紹介している。
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