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安倍晋三首相主催の「桜を見る会」で、乾杯する安倍首相(後列左)、菅義偉官房長官(手前右から2人目)=東京都新宿区の新宿御苑で2019年4月13日(代表撮影)

「桜を見る会」名簿 データ復元の可能性を完全には否定せず 内閣府官房長

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 内閣府の大塚幸寛官房長は29日の参院地方創生特別委員会で、首相主催の「桜を見る会」の招待者名簿の電子データについて「業者に確認したところ、技術的にも復元はできないと聞いている」と説明した。ただ、「なお確認中の部分もある」とも述べ、復元の可能性を完全には否定はしなかった。国民民主党の森本真治氏への答弁。

 大塚氏は電子データについて「記録が明確ではないが、(紙の名簿が廃棄された)5月9日前後に廃棄したと担当者から確認している」と説明。森本氏は「ハードディスクにドリルで穴を開けたり、業者に依頼して削除したりしていなければ復元は可能ではないか」とただしたが、大塚氏は「技術的に不可能だと聞いている」との説明を繰り返した。【宮原健太】