最高齢の米国人アレリア・マーフィーさん死去 114歳
(CNN) 最高齢の米国人と認定されていた米ニューヨーク在住の女性アレリア・マーフィーさんが死去した。114歳だった。
遺族によると、マーフィーさんは23日に死去した。米国では最高齢者で、7月に家族や友人らに囲まれ、114歳の誕生日を迎えていた。死因は現時点で明らかになっていない。
老年学研究者団体のジェロントロジー・リサーチ・グループによると、マーフィーさんが亡くなったのは114歳と140日目だった。これでノースカロライナ州に住む1905年生まれのヘスター・フォードさんが最高齢の米国人になる。世界最高齢は日本人の田中カ子(かね)さん(116)。
マーフィーさんはノースカロライナ州出身の元縫製職人。アフリカ系米国人の文化が花開いたハーレム・ルネサンス期にニューヨーク市に移り、1926年からハーレム地区に住んでいた。
同地区は、マーフィーさんが114歳の誕生日を迎えた7月6日を「アレリア・マーフィーをたたえる日」として祝っていた。