中曽根氏、大型間接税「やらない」と明言、翌年に売上税法案 悪いイメージ植え付け
by 会員限定有料記事 毎日新聞29日、101歳で死去した中曽根康弘元首相。「国民が反対し、党員も反対するような大型間接税をやる考えはない。この顔がうそをつく顔に見えますか」。中曽根氏は1986年の衆参同日選でこう宣言し、自民党を圧勝させた。
しかし、中曽根政権は翌87年に大型間接税である売上税の創設法案を国会に提出。「公約違反」「うそつき」と世論の猛反発を招き、法案は1回も審議されることなく廃案に…
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