「努力が報われた」。鎌田大地のアーセナル戦2得点に監督や同僚らも賛辞
現地時間28日に行われたヨーロッパリーグ(EL)グループリーグF組第5節のアーセナル戦で、フランクフルトのFW鎌田大地は2得点を挙げて逆転勝利の立役者となった。監督やチームメートらも鎌田の活躍に賛辞を送っている。
前半にアーセナルに先制点を奪われたフランクフルトだが、55分には鎌田がエリア手前から左足ミドルを突き刺して同点。さらに64分にもCKのこぼれ球から鎌田が右足で決め、2-1の勝利でグループ2位浮上を果たした。
クラブ公式サイトはアディ・ヒュッター監督らの試合後のコメントを伝えている。「鎌田大地は特に称賛に値する。彼はフィニッシュの面で不運な場面が多かったが、この試合での2得点という形で報われたのは素晴らしいことだ」と指揮官は語った。
今季のフランクフルトでコンスタントに出場機会を得て好プレーを見せていた鎌田だが、得点は8月にDFBポカール(ドイツ杯)で挙げた1点のみにとどまっていた。久々のゴールはチームに大きな勝利をもたらす2得点となった。
「みんなダイチのために嬉しく思っている。これまで何本もシュートを打っていたがうまくいかず、ボールがゴールに入ろうとしなかった。これで吹っ切れたことを望みたい」とDFマルティン・ヒンターエッガーも今後のゴール量産を期待している。
ブルーノ・ヒュブナーSD(スポーツディレクター)も「ダイチは素晴らしかった。努力が報われた」とコメント。チーム全体が鎌田への祝福ムードに包まれている。
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